住宅ローンがある家でも賃貸に出せる?

住宅ローンだけど大丈夫?

銀行にどう言えば良い?

持ち家に住宅ローンが残っていると、「勝手に賃貸に出していいの?」と不安に思う方も多いですが、基本的には金融機関の承諾を得ることで、問題なく貸し出し可能です。

住宅ローンの「住居用条件」について

住宅ローンは「自己居住用」として組まれているため、第三者に賃貸する場合には名義人の居住要件に抵触する可能性があります。そのため、まずは金融機関に「転勤による一時的な賃貸」について申請を行いましょう。

◆ 承諾が得られるケースとは?

・転勤などやむを得ない事情がある

・一定期間(例:3年間など)が明確である

・「定期借家契約」を用いた運用である

これらの条件を満たす場合、多くの金融機関で承諾される傾向にあります。書面での申請と事前確認が非常に重要です。

不動産賃貸に出す前にやるべき準備

  • STEP

    01

    賃貸に出せるかの確認

    ・管理規約(マンションの場合)

    ・近隣環境や物件の需要

  • STEP

    02

    賃料相場の調査

    ・同地域・同条件の賃料を調べ、適正価格を設定

  • STEP

    03

    リフォーム・修繕の検討

    ・古さや故障部分があれば、貸出前に整えておくと入居者がつきやすくなります

  • STEP

    04

    火災保険・家財保険の見直し

    ・オーナー向けの賃貸用保険へ切り替える必要があります

  • STEP

    05

    賃貸管理会社の選定

    ・転勤中で遠方になるため、「賃貸管理の代行」を依頼できる不動産会社選びがカギになります

Check!
定期借家契約がベストな理由
普通借家契約のように「自動更新されて住み続けられる」契約とは違い、期間が終われば必ず家が戻ってくるのが最大のポイントです。
Point
1

こんな方に最適

・3年の転勤が確定している方

・いずれまた戻って住む予定がある方

・長期間貸すつもりはないが、空き家にはしたくない方

Point
2

定期借家契約のメリット

定期借家契約とは、契約期間が終了すると原則として借主は退去しなければならない契約形態のこと。

・契約期間終了後に確実に家が戻ってくる

・退去トラブルを未然に防げる

・貸主都合の解約が可能(契約期間が満了すれば)

Point
3

注意点

・借主にとって不利な条件のため、賃料相場より若干下げて募集する必要がある

・契約書の書式・説明義務など、普通借家契約よりも慎重な手続きが必要

賃貸収入と住宅ローンの関係

住宅ローンが残っている場合、賃貸収入でローンを補填できるかは気になるポイントです

▶ ポイント

家賃収入だけでローン完済を目指すのではなく、家計負担を軽減する手段としての賃貸と考えることが大切。

▶ 損益通算と確定申告

賃貸収入は「不動産所得」として課税対象になるため、経費(管理費、修繕費、減価償却など)をしっかり計上し、確定申告で税負担を軽減することができます。

▶ 空室リスクの備え

3年の期間中に空室が出た場合のリスクも見込んだ上で、無理のない家賃設定と管理体制の構築が重要です。

実際の流れ:賃貸までのスケジュール

  • STEP

    01

    金融機関への相談

    ​賃貸の意向と理由を説明し、必要な書類を提出します。

  • STEP

    02

    2. 承認の取得

    銀行から賃貸の許可を得ます。

  • STEP

    03

    賃貸契約の締結

    ​定期借家契約など、将来的に自宅に戻ることを考慮した契約形態を選択します。

  • STEP

    04

    賃貸管理の委託

    遠方に転居する場合は、信頼できる不動産管理会社に管理を委託することを検討しましょう。​

  • STEP

    05

    募集開始

    賃料査定・室内の整備・写真撮影を管理会社にしてもらい募集資料を作成してもらい募集開始です。

  • STEP

    06

    入居者決定

    内見の対応を管理会社に任せ、入居申込みが入れば審査へ移行。申込者の属性に問題がなければ契約締結(定期借家契約) し契約金の入金をしてもらい、引越し・引渡しとなります。

▶ ポイント

転勤が決まった時点で、なるべく早く動き出すことで余裕を持って手続きを進めることができます。

住宅ローン返済中の物件を賃貸に出す際のポイント

忘れちゃダメ!3つの重要ポイント

  • REASON
    01

    忘れるな

    原則として賃貸は不可

    住宅ローンは「自己居住用」の目的で融資されるため、原則として第三者への賃貸は認められていません。​無断で賃貸に出した場合、契約違反とみなされ、以下のようなリスクがあります

    ・ローンの一括返済を求められる

    ・金利の高い不動産投資ローンへの切り替えを要求される

    ・信用情報に傷がつく可能性がある​

    これらのリスクを避けるためにも、賃貸を検討する際は必ず金融機関に相談しましょう。​

    退去立会でトホホな対応をされた (5)
  • REASON
    02

    このパターンに当てはまりますか?

    銀行の承認を得ることで賃貸が可能なケース

    以下のような「やむを得ない事情」がある場合、銀行が賃貸を許可することがあります。

    ・転勤による一時的な居住不可

    ・親の介護など家庭の事情

    ・長期出張や留学

    これらの事情がある場合、必要な書類(例:転勤辞令、介護の証明書など)を提出し、銀行の承認を得ることで、住宅ローンを継続しながら賃貸に出すことが可能です。​

    オーバーローン
  • REASON
    03

    不動産投資ローンへの借り換え

    銀行が賃貸を認めない場合や、長期的に賃貸運用を考えている場合は、住宅ローンから不動産投資ローンへの借り換えを検討する必要があります。​ただし、不動産投資ローンは金利が高く、審査も厳しいため、慎重な検討が必要です。

    転勤マンション売却

まとめ:持ち家を「資産」に変えるチャンス

4

「空き家にしておくのはもったいない」「売るのはまだ早い」そんな方こそ、定期借家契約を活用した賃貸運用が非常におすすめです

転勤で数年間マイホームを離れるという状況は、ライフプランにおいても重要な岐路となります。

「空き家にしておくのはもったいない」「売るのはまだ早い」そんな方こそ、定期借家契約を活用した賃貸運用が非常におすすめです。

▶ 賃貸収入でローン負担を軽減

▶ 3年後に確実に家を取り戻せる安心感

▶ 管理会社に任せて、遠方でも安心運用

クレアクロスでは、住宅ローンの確認から、賃料査定、定期借家契約の手配、入居者募集、入退去のサポートまで、ワンストップで対応可能です。

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代表者(ふりがな) 代表取締役 重村裕一
設立年月日 2020年6月1日
資本金 300万円
対応エリア 関西2府4県
事業内容(取扱サービス) 不動産全般の売買・賃貸の仲介/不動産の所持・管理のコンサルティング/建物の増改築・建替および建物のリフォーム業/個人向け福利厚生普及
保有資格 宅地建物取引業者免許証
免許証番号 大阪府知事(1)第602025号
所属団体 公益社団法人 全日本不動産協会
公益社団法人 不動産保証協会
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