住宅ローンの督促状・催告書が届いたら?対処法|大阪

住宅ローンの督促状・催告書が届いたら?書面別の対処法

金融機関から届いた封筒。開けてみたら「督促状」「催告書」といった見慣れない言葉が並んでいた——。

あるいは、まだ開けられずに置いてあるかもしれません。その気持ちは、とてもよく分かります。

ただ、届いた書面が何なのかによって、状況の深刻さはまったく違います。この記事では、書面の種類ごとに「今どの段階なのか」を読み解き、それぞれの対処法をお伝えします。まず封を開けて、どれが届いているか確認するところから始めましょう。

まず確認——どの書面が届いていますか

住宅ローンの返済が滞ると、段階に応じて次のような書面が届きます。下にいくほど深刻です。

1.入金のお願い・ご確認のご案内(軽度)

2.督促状(注意段階)

3.催告書(警告段階)

4.期限の利益の喪失通知(重大)

5.代位弁済通知(重大)

6.競売開始決定通知(裁判所から/緊急)

まず、手元の書面がどれに当たるかを確認してください。**タイトル部分と、差出人(銀行か、保証会社か、裁判所か)**を見れば判断できます。

書面別の対処法

①入金のお願い・ご確認のご案内

状況:軽度。まだ事務連絡の段階です。

引き落としができなかった直後に届く、事務的な案内です。「残高不足だったのでは」という前提の、柔らかい文面であることが多いです。

対処法:遅れている分を、できるだけ早く入金してください。これで解決すれば、それ以上は何も起きません。この段階なら、まだ「うっかり」で済みます。

滞納の初期段階については「住宅ローンを1回滞納したらどうなる?段階別に解説」で詳しく解説しています。

②督促状

状況:注意段階。金融機関が「継続的な滞納」と認識し始めています。

滞納が複数回続くと、文面が事務的な案内から「督促」へと変わります。支払期日が明記され、**「〇月〇日までにお支払いください」**という形になることが多いです。

対処法:

・払えるなら、期日までに入金する

・払えないなら、放置せず金融機関に連絡する

ここが分かれ目です。この段階で相談すれば、返済条件の見直し(リスケジュール)に応じてもらえる可能性があります。「払えません」と言うのが怖くて連絡を避ける方が多いのですが、連絡がないことの方が、金融機関からは悪く見られます。

③催告書

状況:警告段階。次は法的手続きに進む、というサインです。

督促状より一段強い書面です。内容証明郵便で届くこともあります。文面には「お支払いがない場合、期限の利益を喪失します」「法的手続きに移行します」といった警告が明記されることが多くなります。

対処法:この段階まで来たら、返済継続だけを考えるのは現実的でないかもしれません。

金融機関との相談は続けつつ、同時に「売却」という選択肢も検討し始めるタイミングです。この段階ならまだ、通常の売却や任意売却で、有利な条件を選べる余地があります。

④期限の利益の喪失通知

状況:重大。分割返済の権利を失いました。

「期限の利益」とは、毎月分割で返していいという権利のことです。これを失うと、残っている住宅ローンの一括返済を求められます。数千万円を一度に、という話です。

対処法:現実的に一括返済できる方は多くありません。この段階では、任意売却を含めた具体的な行動が必要です。まだ競売の手続きは始まっていないので、間に合う可能性があります。

⑤代位弁済通知

状況:重大。請求先が保証会社に移りました。

保証会社があなたに代わって銀行へ一括返済し、以降は保証会社が請求してきます。「肩代わりしてもらえた」わけではなく、借金は消えていません。

対処法:ここから競売の申立てへ進みます。ただしこの段階でも任意売却は可能な場合が多いです。時間との勝負になるため、すぐに動いてください。詳しくは「「代位弁済」の通知が届いた…これは何?今できることは」をご覧ください。

⑥競売開始決定通知(裁判所から)

状況:緊急。ただし、まだ終わりではありません。

裁判所から届く書面です。競売の手続きが始まったことを意味しますが、入札が始まる前なら、任意売却に切り替えられる可能性があります。

対処法:一日でも早く相談してください。詳しくは「競売の開始決定通知が来た。まだ間に合う?」で解説しています。

書面を見れば、残された時間が分かります

届いている書面が分かれば、今どの段階にいて、どのくらい時間が残されているかの見当がつきます。

①②の段階:選択肢が多い。相談次第で返済継続も可能

③④の段階:売却を含めた検討が必要。まだ有利な条件を選べる

⑤⑥の段階:時間との勝負。それでも打てる手はある。

どの段階でも、打てる手はあります。 大切なのは、今の段階を正確に知ることです。

大阪市西区でのご相談はクレアクロスへ

私たちは大阪市西区・本町駅から徒歩1分の地元の不動産店です。「書面が届いたけれど、どういう意味か分からない」というご相談を数多くお受けしてきました。

届いた書面を見せていただければ、今どの段階にいて、何ができるかをお伝えします。売却を勧めることが目的ではありません。まずは現状を正確に把握するところからです。大阪府内の住宅ローンのご相談に対応しています。

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【FAQ】

Q. 督促状と催告書は何が違いますか?

A. 督促状は支払いを求める通常の書面、催告書はそれより強い警告で「法的手続きに移行する」旨が示されることが多く、内容証明で届く場合もあります。催告書は次の段階が近いサインです。

Q. 督促状を無視するとどうなりますか?

A. 手続きは止まらず、催告書、期限の利益の喪失、代位弁済、競売へと進みます。また返済意思がないと判断され、金融機関の対応も厳しくなります。

Q. 払えないと正直に伝えても大丈夫ですか?

A. はい。むしろ早い段階で事情を伝える方が、返済条件の見直しなどに応じてもらいやすくなります。連絡しないことの方が不利です。

Q. 内容証明で催告書が届きました。もう手遅れですか?

A. 手遅れではありません。この段階なら、任意売却を含めて有利な条件を選べる余地が残っています。ただし早めの行動が必要です。

Q. 封筒を開けられません。

A. 自然な気持ちです。写真を送っていただければ内容の確認をお手伝いします。まずは中身を知ることが第一歩です。

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